プルースト効果とは

特定の香りによって、それに結びつく記憶や感情を呼び起こす現象を「プルースト効果」と言う。

フランスの作家マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶にひつぃた時に、その香りで幼少時代を思い出した場面があり、その描写がもとになっている。

「人間の感情の75%は「におい」によって引き起こされる」という説があるくらい、人間の感情と香りは非常に密接な関係なのだ。

五感はそれぞれ刺激を受けると、「大脳新皮質」という論理的な思考や言語機能を支配している部分を経由してから「大脳辺縁系」という人間の本能や感情を支配している部分に情報が届く。

しかしにおい・香りを感じる嗅覚だけは大脳新皮質を経由せず、大脳辺縁系に直接情報が伝達される。

つまりにおい・香りだけが直接本能に繋がる感覚なのだそうだ。

そして大脳辺縁系の中には「海馬」と呼ばれる記憶を司る部位があり、香りの情報はダイレクトに海馬に届き、香りの記憶は鮮烈に残りやすいとのこと。

香り・匂いの効果

匂いは、一般的には「良いニオイ」を意味するものとして使われる。

辞書では「嗅覚を刺激するもの」「いかにもそれらしい感じ・趣」など。

幅広い意味で使えるものとして扱っており悪い意味ではあまり使われないそうだ。

上方のプルースト効果以外にも色々ある。

気持ちを盛り上げて前向きな感情をもたらす効果や、考えをクリアにして決断力を高める効果がある。

心を鎮めて気持ちを穏やかにしたり、疲れてモヤモヤしてしまった心を解き放ちすっきりとさせる効果がある。

香りの良いところは目の届かない離れた場所にいる人へも届けることができる集客効果や会場のイメージアップ効果がある。

ホテルや商業施設のエントランスで四季に合わせた香りや心地よい香りを演出することで、顧客への「香りによるおもてなし効果」が期待できる。

オリジナルの香りを演出することで、この空間ならではの特別な香り、というブランディング効果もある。

香りの種類

1.フローラル系

2.柑橘系

3.スパイス系

4.オリエンタル系

5.樹木系

6.ハーブ系

7.樹脂系

に分類される。

私が好きなものは2.4.5.6である。

その時の気分によって変えている。

廊下に置いている匂いは柑橘系のもの。

部屋に置いている物は匂いが無くなったときに行ったお店に置いている物の匂いを嗅ぎ、気になったもの。

入浴剤は多種多様にそろえており、気分によって変えている。

我が家の今のルームフレグランス

nodokaの(ホワイトサボン)だ。

なおこのメーカーのデュフューザーはあるが私が気に入った匂いは限定商品の為今は置いていないそうだ。

どの匂いもいい香りがした。

次はこの匂いがなくなったら、このメーカーの別の香りを使う予定だ。

東急ハンズにて購入した。

たくさんの香りを嗅ぎ、これに決めた。

匂いは心を穏やかにしてくれるものだ。

廊下に置いている匂いは無印良品の(シトラス)だ。

この匂いはずっと変えずに使っている。

我が家に帰ってきたとホッとする気がするからだ。

色々な香りに囲まれた我が家は心地よい。

これからも好きな香りやにおいを見つけ、試していこうと思う。

大好きな匂いに囲まれて心穏やかにこれからも過ごしたいと思う。


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